久々の宝塚。本拠地で観るのは2年ぶりだろうか。
瞳子とあすかのラストだから、やはり地元で、その勇姿を拝みたかった。 景子先生の作品は、賛否がハッキリと分かれる。 古典文学の演出は素晴らしい。造詣の深さがわかる。 現代ものの評価は難しい。設定と演者に振りまわされる。 瞳子は、期待を裏切らなかった。 退団公演特有の付加的要素も多かったが、 芝居、歌ともに完璧だった。 そして、汗いっぱい(笑)。 あすかには、心臓をぎゅっと絞られるような、 何やら至極切ない気持ちにさせられた。 どちらかといえば芝居で力を発揮するタイプなのだが、 そこがやはり演出家の采配の微妙さなのか、 せっかくの締めくくりの公演なのに、歯がゆい。 「本役より高評価」とも言われた、花組時代のエリザ代役が懐かしい。 東京では、もっと違う味わいを期待したい。
by utterlyminimal
| 2009-03-01 14:21
| “観た目”の話
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